LINE広告の運用代行費用は、広告費の20%前後の手数料に加え、友だち追加単価150〜800円・配信単価の相場を踏まえて判断するのが実務的です。
監修者松尾 洸 / 株式会社エネイブル 代表取締役
- 運用代行費用の4つの内訳(広告費・手数料・初期費用・クリエイティブ費)
- 友だち追加広告(CPF課金)と配信広告(CPM/CPC課金)で費用の見方が変わる理由
- 広告費30万・50万・100万円ごとの総額シミュレーション
- 手数料型・定額型・成果報酬型の使い分け方
- 低予算・相見積もり時に失敗しないための確認ポイント
まず区別すべき『友だち追加課金』と『配信課金』の違い
LINE広告には友だち追加を目的とするCPF課金型と、配信量に応じたCPM/CPC課金型の2種類があり、代行費用の計算基準もこの違いで変わります。友だち追加型は「友だち1人あたり」、配信型は「表示・クリック単価」で費用感を捉えるのが実務的です。
料金体系3種類の比較ー手数料型・定額型・成果報酬型
| 料金体系 | 手数料・費用の目安 | 向いている広告費規模 | 友だち追加課金(CPF)との相性 |
|---|---|---|---|
| 手数料型 | 広告費の15〜20%(標準20%) | 月10万円以上で継続配信 | ◎ 広告費に連動しやすい |
| 定額型 | 月固定5万〜30万円程度 | 月100万円超 | ○ 友だち数増減に左右されない |
| 成果報酬型 | 友だち獲得数×固定単価など従量課金 | 月10万円未満のスモールスタート | ◎ 低予算でも始めやすいが対応代理店は少数 |
LINE広告の費用感を掴む7つのポイントー友だち追加単価から配信単価まで
①代行費用の4大内訳ー広告費・手数料・初期費用・クリエイティブ費
代行費用は広告費本体とは別に3つのコストが乗る構造です。合計額で見ないと予算超過しやすくなります。
- 広告費:LINE社への出稿費(CPF/CPM/CPCで変動)
- 運用手数料:広告費の15〜20%が相場、標準は20%
- 初期費用:0〜10万円程度、無料の代理店も増加中
- クリエイティブ制作費:手数料内包か都度課金かで差が出る
②友だち追加広告(CPF課金)の費用感ー友だち1人◯円の相場
友だち追加広告は「友だち1人あたりいくら」で費用感を掴むのが実務的です。業種で150〜800円程度の幅があります。
- EC・小売:200〜400円程度
- 美容・化粧品:300〜600円程度
- 士業・高単価商材:500〜800円以上
- 代行手数料は「広告費×20%」か「獲得友だち数×固定単価」の2パターンがあり見積り時に要確認
友だち追加単価は安さだけで判断すると失敗します。その後のクーポン開封率や購買率まで見て初めて『安い』かどうかが分かります。
③通常配信広告(CPM/CPC)の費用感ー配信面ごとの単価差
タイムラインやLINE NEWSなど配信面によって単価が大きく変わります。面を絞るほど単価は上がる傾向です。
- CPM(インプレッション課金):300〜600円程度
- CPC(クリック課金):40〜150円程度
- トークリスト面は単価が高め、LINE NEWS面は比較的安価
- 配信面を自動最適化に任せると平均単価は下がりやすい
④予算規模別シミュレーションー広告費30万・50万・100万円の総額目安
手数料率20%換算で総額をシミュレーションすると規模感が掴みやすくなります。100万円超で手数料率が下がる代理店もあります。
- 広告費30万円:手数料6万円+諸費用=総額36〜41万円程度
- 広告費50万円:手数料10万円=総額約60万円程度
- 広告費100万円:手数料20万円=総額約120万円程度(手数料率15%に下がる代理店も)
⑤料金体系3種類ー手数料型・定額型・成果報酬型の選び方
業界標準は手数料型(広告費の20%)ですが、予算規模や目的によって他の体系が向く場合もあります。
- 手数料型:広告費の15〜20%、最も一般的
- 定額型:月広告費100万円超で割安になりやすい
- 成果報酬型:友だち1人◯円などの従量制、低予算・スモールスタート向き
⑥クリエイティブ制作費ー手数料内包か都度課金かの見分け方
静止画・動画で単価が異なり、内包型か別料金かで総額が大きく変わります。見積り確認漏れが多い部分です。
- 静止画バナー:1点2万〜5万円程度(都度課金の場合)
- 動画クリエイティブ:5万〜30万円程度
- 「手数料に含む」代理店でも月◯本までなど制限があるケースが多い
- 見積り時は「何本まで手数料内か」を必ず確認する
⑦自社運用と代行の費用対効果ー人件費まで含めた比較
代行手数料だけ見ると高く感じますが、自社運用は人件費や学習コストが隠れています。
- 自社運用:担当者の人件費(月20〜40万円相当)+学習期間3〜6ヶ月のロス
- 代行:手数料は発生するがCPA改善による広告費削減効果も期待できる
- 判断軸は「広告費規模」と「社内にLINE広告の知見があるか」
見積り前に知っておきたい追加コストと契約トラブル
- LINE公式アカウントの月額利用料(フリー〜スタンダードで0〜16,000円程度+従量課金)は広告費・手数料に含まれないことが多い
- 友だち追加後の配信メッセージ費用は、獲得友だち数の増加に応じて別途発生する
- 代理店名義でLINE広告アカウントを開設された場合、解約時にデータや実績を引き継げないケースがある
- 最低契約期間(3〜6ヶ月)が設定されている場合、早期解約で違約金が発生することがある
- 「手数料20%」でも計算基準(広告費のみか、クリエイティブ費含む総額か)が代理店で異なるため事前確認が必須
失敗しない依頼手順ー相見積もりRFPと比較チェックリスト
友だち追加数を増やすのか、配信によるCVを増やすのかを先に決めておくと見積り依頼がぶれません。
広告費規模・目標・配信期間をそろえた依頼書を作り、複数代理店へ同時に相見積もりを取ります。
広告費・手数料率・初期費用・クリエイティブ費・契約期間を表にして比較すると差が見えやすくなります。
LINE認定パートナーかどうか、広告アカウントが自社名義か代理店名義かを必ず確認します。
最低契約期間や違約金条件を確認し、可能であれば1〜3ヶ月のトライアル契約から始めます。
運用代行が向く企業・向かない企業
- 月広告費30万円以上でLINE広告を継続配信する予定がある
- 友だち追加とCVの両方を最適化したいが社内に運用ノウハウがない
- クリエイティブ制作まで一括で任せたい
- 月広告費10万円未満で試験的に配信したいだけ(手数料が割高になりやすい)
- 自社にLINE運用の知見があり、PDCAを内製化したい
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コミットモンスターという選択肢
コミットモンスターはLINE広告運用を完全成果報酬で提供しています。成果が出た分だけの支払いなので、費用対効果を見極めながら始められます。さらに広告費0円、広告費は運営側が負担する仕組みです。
手数料や広告費の初期投資リスクを抑えたい方に向いています。友だち追加単価や配信単価の見立ても含めて、まずは現状の予算感を相談できます。低予算でスモールスタートしたい企業にも選択肢になり得ます。
よくある質問
- LINE広告運用代行の手数料はなぜどこも20%前後なのか?
-
LINE Ads Platformの管理画面仕様や業界慣習により、多くの代理店が広告費の15〜20%を基準にしているためです。価格そのものより担当体制や実績で選ぶ企業が多くなっています。
- 月10万円未満の低予算でも運用代行は依頼できる?
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対応する代理店は限られますが、成果報酬型や定額の小規模プランを持つ代理店であれば依頼可能です。手数料型では割高になりやすい点に注意が必要です。
- 友だち追加広告と通常配信広告、代行費用はどちらが高い?
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手数料率自体は同水準ですが、友だち追加広告は獲得単価が業種により150〜800円と幅が大きく、総額が変動しやすい傾向があります。
- 初期費用0円の代理店は本当にお得?
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初期費用が無料でも、手数料率やクリエイティブ費が割高に設定されているケースがあります。総額で比較することが大切です。
- 解約時にLINE広告アカウントのデータは引き継げる?
-
代理店名義でアカウントを開設している場合、解約時にデータや配信実績を引き継げないことがあります。契約前にアカウント名義を確認しましょう。
まとめ
LINE広告運用代行の費用は、広告費・手数料・初期費用・クリエイティブ費の4要素に加え、友だち追加単価と配信単価の相場を踏まえて総額で判断することが重要です。料金体系や代理店ごとの計算基準の違いを理解し、相見積もりで比較検討することで予算に合った依頼先を選べます。



