【プロが解説】営業メールで新規開拓!成功する書き方の基本とコツを紹介
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「新規開拓で営業メールを活用したい」
「どんなメールを送れば効果があるの?」
「メールを送ってみたけど反応がない」
この記事ではそんな課題をお持ちの方に、
100社以上の営業メールをサポートしてきた弊社が、
ノウハウを公開し役立てていただく記事です。
この記事を読むことで、
効果的に営業メールを活用していただけるようになります。
目次
新規開拓には営業メールが効果的な理由
営業メールは、ビジネスにおいて新規開拓や売上向上に非常に有効な手段の1つです。
新規開拓の手法に効果的な営業メールを導入していただくといい理由をご説明します。
1.大量のリーチが可能
営業メールは、簡単かつ迅速に多くの人々にリーチすることに役立ちます。
また、メール配信ツールを使用することで、一度に複数のアドレスにメールを送信することができます。
そのため、大量の人々にリーチすることが可能であり、新規顧客獲得の手段として非常に有効であり、対面での飛び込み訪問営業よりも効率的です。
2.コストパフォーマンスが高い
営業メールは、他の営業手段に比べてコストパフォーマンスが非常に高いと言えます。
特に、メール配信ツールを利用する場合は、大量のリーチを実現できます。
また、印刷物やポスティングなどの手法と比べ、配信後の結果を管理・分析しやすく、コストを見直しやすい点も大きなメリットです。
3.カスタマイズが容易
営業メールは、受け取る側の属性やニーズに応じて、カスタマイズすることが容易です。
例えば、個別に送信する場合は、相手の名前や会社名を取り入れることができます。
また、ターゲットの過去の履歴や属性に基づいて、カスタマイズされたメールを送信することができます。
このため、受け取り手が読んでメリットのある内容を提供することができ、反応率の向上につながります。
4.メッセージが明確に伝わる
営業メールは、メールの本文やタイトルなど、明確かつ簡潔に提示することが求められます。
そのため、メッセージが明確に伝わりやすく、受け取り手の関心を引きやすい点が特徴です。
また、画像や動画などのマルチメディアを取り入れることもでき、より具体的かつ分かりやすい説明が可能となります。
5.追跡が容易
営業メールは、送信後の反応やクリック率、開封率などをすぐに確認することができます。
また、受信者がメールに返信した場合、その返信内容もすぐに把握することができます。
このため、顧客とのコミュニケーションが円滑に進み、効果的なフォローアップが可能となります。
6.メールの品質が向上
営業メールを送信することで、メールの品質が向上することがあります。
例えば、送信するメールのコピーを書くことで、商品やサービスの特徴やメリットを改めて整理,意識し、明確にすることができます。
また、送信するメールのデザインを考えることで、ブランディングや視覚的アピール力の向上にもつながります。
このため、企業自体のブランディングや商品やサービスの評価向上にもつながります。
7.ターゲティングが精密化される
営業メールを送信することで、受け取り手をより精密にターゲティングすることができます。
例えば、ターゲットリストの属性をすることで、特定の顧客やセグメントに向けたメールを送信することができます。
このため、顧客のニーズや関心に応じて、より効果的なメッセージを伝えることができます。
8.24時間営業が可能
営業メールは、いつでもどこでも送信することができます。
このため、顧客が自分たちの都合の良い時間にメールを開封し、商品やサービスについて理解を深めることができます。
また、自動返信メールを設定することで、24時間営業の対応が可能となり、顧客の信頼度や満足度を高めることができます。
以上のように、営業メールは、大量のリーチが可能であり、コストパフォーマンスが高く、カスタマイズが容易で、メッセージが明確に伝わり、追跡が容易で、メールの品質が向上し、ターゲティングが精密化され、24時間営業が可能であるため、新規開拓や売上向上に非常に効果的な手段となります。
新規開拓で営業メールを送る際に押さえておきたい5つのポイント
1.メールの種類
新規開拓を目的にした営業メールでも種類はいくつかあります。
大きくメールの種類は3つに分かれます。
・エンドユーザーを開拓するためのメール
・自社に仕事を振ってくれる会社を開拓するためのメール
・協業を目的とした同業他社に送るメール
営業メールを送る目的を再度検討し、
まずは営業メールを送る目的を明確にしましょう。
2.ターゲットリスト作り※最重要
営業メールで新規開拓を成功させるための最重要ポイントは「ターゲットリスト作り」です。
営業メールで成功する割合の8割はこのターゲティングで決まるといっても過言ではありません。自社の商品・サービスがどんな企業に必要とされるか。
業種、従業員規模、地域、想定される課題、業界の市場状況、どんな時に見てもらうのかなど、ターゲットのあらゆる情報を整理し、メールを送るリストを作成します。
過去の経験上、営業メールがうまくいっていない会社のほとんどは、
ここが間違っています。
3.営業メールでの件名
メールの本文は同じでも件名が変わるだけで効果が大きく変わります。
件名はターゲットが最初に目にする文章です。
件名で興味を持ってもえらえないと当然ですが本文を見てもらうことができず、
開封率が大きく変わり結果も変わります。
4.営業メールの本文
ターゲティング、件名だけでなく本文の工夫も重要です。
本文では、自社のホームページやサービスサイトに飛んでもらうことが重要です。
はじめましての相手にメールを送るため、
自社のことを知ってもらえるようホームページのURLや希望面談日時や場所、サービス紹介動画のリンクを入れるなども効果的です。
ホームページが5年、10年以上も前に制作したものであると、リンクを入れることはデメリットになるため控えましょう。
5.営業メールを送った後の効果測定
営業メールを送った後、ただ待っているだけになっていませんか?
営業メールを送った後は、ホームページへの遷移率やメールの返信率等を分析し、
次のメールへ生かすことが大事です。
次の項目からはそれぞれのポイントをさらに詳しく解説をいたします。
新規開拓の営業メールの種類
以下が基本的な営業メールの種類です。
エンドユーザーを開拓するためのメール
最も多い目的は、自社の商品サービスの顧客を開拓する目的のメールです。
川上企業へのアプローチメール
自社の商品、サービスを1社から複数利用してもらうためのメールです。
WEB系の会社であれば広告代理店がユーザーへ提案する際のサービスに組み込んでもらう、
建設や製造系の会社であれば、比較的大きい会社に対して、自社を下請けに利用してもらうためのメールなどがあります。
協業メール
自社と似た業種に対して送るメールです。
例えば、案件数が多く同業他社に任せたいと考えている企業にアプローチできれば、
案件数を増やすことが可能になったり、逆に自社が忙しい際に依頼をすることもできるような関係性を築くために送るメールです。
このように営業メールといっても目的によって種類は違ってきます。
新規開拓の目的を再度整理し明確にすることが大切です。
新規開拓の営業メールのターゲット
前述したとおり、営業メールで新規開拓をするための最重要ポイントはターゲティングです。
どんなに良い文章を作ってもターゲットに刺さらなければ効果は出ません。
実際にターゲティングをするためのステップを解説します。
1.メールの種類を決める
エンドユーザー開拓、川上企業へのアプローチ、協業先へのメール
どの種類のメールを送るのか決定します。
2.どんな会社が自社に合うのか明確化
ターゲットの業種、従業員規模、地域、想定される課題、自社のどんな点を魅力に感じてもらえそうか、競合はどんな企業が等思いつくものをすべて明確にしていきます。
明確化できればあとはリスト作成するだけです。
3.リストの作成方法の決定
営業リストを作成します。リスト作成ツールを使用するのが最も簡単で早いですがその分費用もかかります。費用をかけられない方はiタウンページの情報を参考にしたり、自然検索でリストを作成します。
まずは300件を目標にリスト作成しましょう。
新規開拓の営業メールでの件名
こちらは実際に弊社のお客様で送信した件名です。
上記AとBの件名で本文は同じ場合、どちらの開封率が高いでしょうか?
A:格安キャンペーン実施!ホームページでお困りではありませんか?
B:ホームページの件
結果としては、
Aパターン1.1% Bパターン6.7%でした。
開封率に違いがあるため、
新規アポを獲得できた件数も大きく変わりました。
ポイントとしては、ぱっと見て営業と分かるよりも、
なんだろう?と思われる程度くらいが開封率が高い傾向があります。
中々良い件名を思いつけない場合は、
まずは2パターン作成しA/Bテストを行うことをおすすめします。
新規開拓の営業メールでの本文
メールの本文を作成するのは非常に難しいと考えられる方が多いです。
しかし、実は非常に簡単で、下記3点を軸に本文を作成すると、
比較的効果の高い文章が完成します。
1.あなただけポイント
なぜ、メールを送ったのか、あなただだからこそ自社に合うと思ってメールをしましたと言える内容を記載しましょう。
例:求人系の企業がメールを送る際
「求人掲載をされており、さらに効果を高めれると考えたのでメールをお送りしました」
このように相手にとって「自分のためのメールだ」と思ってもらうことで本文をしっかり見てもらえるようになります。
2.私だけポイント
私だからこそ喜んでもらえるという内容を必ず記載します。いわば自社の強みです。
こちらは数字にできる実績(〇件以上実績があります)があると最も効果的ですが、
数字がなくても問題ありません。例えばターゲットが建設会社の場合、「特に建設会社様を得意にしております」などもOKです。
私だけポイントを記載することで、自社を効果的にPRできます。
3.今だけポイント
今だからこそ商談をさせてほしい、話をしたいという内容を記載します。
例えば、「今月は少し空きがあるため、初回無料でお試しいただけます」や「コロナ過も落ち着いてきて、今からさらに需要が上がると思います」など、相手がメールを見た際に、できるだけ早くメールの返信をしようと思える内容があればOKです。
このように、「あなただけ」「私だけ」「今だけ」は営業メールを送るにあたり、
必ず必要なポイントです。
実際に、世の中のスーパー営業マンと呼ばれる方々は、商談の中に必ずこの内容を組み込まれていたり、弊社の成果でもこれがあるか無いかで、成果は大きく変動しています。
新規開拓の営業メールを送った後
以下では営業メールを送った後の解説を行います。
この作業がないと営業メールは確実に効果アップしません。
必ず実施してください。
1.効果分析
まず分析するのは2点大丈夫です。
・メール本文につけたURLをクリックされた数
・返信をもらえた数
まずは、どのターゲットに対して、どんなメールを送り、効果がどうだったのか、
エクセルなどで記録してください。
このデータをためていくことで最終的に必ず効果の出る、ターゲットとメール文章を確立します。
2.後追いのアプローチ(できるだけ)
実際にメールを送った企業に対して、追加でアプローチを行います。
特に、メールに記載したURLをクリックしている企業などは、後追いのアプローチでアポが取れる可能性が非常に高いです。
後追いのアプローチは基本的にはテレアポを行います。
「先日メールを多くさせていただいたのですが、ご覧いただけましたでしょうか?」の入り口で問題ありません。
目的別例文
ここまでご覧いただきありがとうございました。
解説させていただいたポイントを抑えた例文を公開いたします。
自社の営業活動に参考にしてみてください。
【エンドユーザー向け】
目的:求人広告サービスの拡販
ターゲット:1か月以内に広告を出している従業員50名以上の企業
資料請求率:4.9%
件名 求人の件
(本文)
求人担当者様
突然のご連絡失礼いたします。
株式会社○○の○○と申します。
貴社の求人を拝見し、求人効果をアップさせるお手伝いができると思い、
ご連絡させていただきました。
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まずは、5分ほどお電話で概要をお話しさせていただければと思います。
「〇日、〇時に電話希望(電話番号)」などと、簡単で結構ですので、
こちらにご返信いただくか下記アドレスにお送りいただけますと幸いです。
連絡先
メールアドレス ○○○○@.com
よろしくお願いいたします。
▼サービス資料▼
<URL>
【川上企業へのアプローチ】
目的:通信工事の下請けとして利用してもらう
ターゲット:オフィス家具会社
返信率:7.8%
件名 協業に関して
(本文)
営業責任者様
株式会社○○の○○です。
HPを拝見し、非常に勢いがある会社様だと感じましてご連絡を致しました。
弊社は通信工事の会社ではありますが、
提案能力を武器にした通信工事会社です。
貴社の案件を一部請けることができないかと思いご連絡しました。
弊社は10年前からオフィスネットワーク機器の提案などを行っておりました。
現在は通信工事がメインでございますが、
提案力がある通信工事エンジニア集団を目指し、敢えて今も年間20社程度の法人様に対してOAネットワーク機器などの提案を継続して行っております。
おかげさまで弊社と協業をした会社様からは、下記のようなお声を頂いております。
■案件数が増えており人手不足で、人材採用を考えていたが、
営業段階から色々と手伝ってくれるので人材採用することなく売上拡大が出来た。
■OA機器などのオフィス関連機器の提案力をさらに強化しようと思い
人材採用を検討していたが、人材採用することなく提案力の強化が出来た。
今はコロナも少し落ち着き、年末年始や来年春にかけて
各企業様が事務所設備に対して投資を強化する動きも出てきているようでして
弊社もありがたいことに多くの引き合いを頂いております。
今現在でしたら、各企業様の状況に合わせた柔軟な対応が可能となっております。
ご興味がございましたら是非お早めに一度お打合せをさせていただければと考えております。
会社概要についてはこちらをご覧ください。
<URL>
よろしくお願いいたします。
【協業アプローチ】
目的:協業で案件獲得を増やす
ターゲット:設立の浅い映像制作会社
返信率:5.5%
件名 協業の件
(本文)
営業責任者様へ
お世話になります。
株式会社○○の○○と申します。
貴社ホームページを拝見しまして、制作物のクオリティが非常に高く、また会社設立後まだ間もなかったので営業を強化されているのではと思いご連絡しました。
具体的には弊社と協業することで、中堅大手の案件などが貴社のほうで獲得しやすくなるのではないかというご提案です。
弊社はトヨタ・マツダ・積水ハウス・パナソニック・Amazonなど、大手企業様のCMやwebプロモーション動画等の企画演出を10年近く手掛けた実績がございます。
ゆえに貴社のような素晴らしい技術力を持った制作会社様が弊社と手を組み、弊社スタッフがディレクション担当として入ることで、
弊社実績を制作会社様の制作実績として挙げることができるため、
スムーズな受注につなげていただいております。
ある・親和性があると感じられるお客様のみにご連絡させて頂いております。
最近の案件実績を確認されたい方はこちらをご覧ください。
<URL>
単価感についてはあくまで目安ですが、1日撮影規模の案件で\300,000~で演出対応をさせていただいたケースもございます。また企画のみや編集のみの案件に対応できるスタッフも在籍しており、編集については目安ですが、
\70,000~/日で対応をさせていただいたケースもございます。
具体的なご相談案件があればすぐにお打合せが出来ればと考えております。
もちろんオンラインでもお打合せ対応が可能です。ご返信のほどよろしくお願い致します 。
新規開拓の営業メールをプロに任せる
いかがでしたでしょうか。
この記事の内容を実践していただくことで、確実に効果は高まります。
しかし、はじめは細かい部分や分析の方法、リストの抽出など、
難しい企業様も多く、時間がなく中々力を入れきれないという場合もあると思います。
そんなときは、弊社のような新規開拓の営業メールをサポートしている企業に任せるのも一つです。
弊社はアルバイト並みの費用で、
お客様のリスト制作からメール送信、効果の分析から改善まで、一括で引き受けております。
また、業種問わず幅広く実績もあります。
こちらに少しご紹介させていただきます。
【建設会社様】
メール送信数1,000件 アポ獲得数15件
【樹脂加工会社様】
メール送信数1,000件 アポ獲得数10件
【特許事務所様】
メール送信数3,000件 アポ獲得数63件
【映像制作会社様】
メール送信数2,000件 アポ獲得数21件
【税理士事務所様】
メール送信数1,000件 アポ獲得数8件
ほかにも様々な業種のお客様のサポートしており、
高評価をいただいております。
新規開拓のメールアプローチをご検討の場合は、
ぜひ一度ご相談ください。
まずは、無料でアドバイスさせていただきます。
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